近鉄名古屋線周りの地味な撮影をしながら名古屋に上がり、セントラルタワーズで再展示中の自分の作品を確認するつもりで出かける。
が、近鉄侮りがたし。
駅からの距離が遠くて車でないと接近が難しいところが多く、時間的余裕がぜんぜん足りないことに気付く。俺マヌケ過ぎ。
仕方がないので予定を大幅に早めて名古屋へ向かう。
が、気がついたらなぜか名鉄の連絡改札を抜け、手元には中部国際空港までのミューチケット(特急・快特特別車チケット:要するに座席指定券)が。
あまりのできのよさに後ろからエージェントスミスに肩でもつかまれるかと疑ったがそれは大丈夫っぽい。
で、中部国際空港連絡特急「ミュースカイ」の人となったのだが、どうもこの車、車体のデザインがどこかの空港特急に似てるような…赤く塗ったらN’Eっくすうわ何をするやめ(ry
車内も雰囲気は悪くないのだが座席に押されて通路がいささか狭い。荷物置き場も「N’EX(JR東日本・成田エクスプレス)」や「ラピート(南海・関空連絡特急)」に比べて少ない。
デザイン的に力を入れているみたいなのはよくわかるのだが、コンセプトがいまいちきちんと形になっていない印象を受けてしまった。
上記2つの空港特急は、一流デザイナーや建築家が文字通り腕によりをかけてプロデュースした車両であり、試乗時にすさまじいインパクトを受けた。
「成田エクスプレス」は普通車のみの試乗だったが、ファン向け専門誌ではあまり評判がよくなかったフランス製シートの座り心地のよさに驚いた。車体に比べて天地の狭い窓は当初カーテンの類がなく夏の晴れ間はちと辛そうな感じではあったが…デザイン自体は良くも悪くも「サイバーパンク的」だが個人的にはソリッド感が感じられて今もお気に入りの車だ。
ただ、普通車のシートは結局ほかの特急とほぼ同じ仕様の物に換装されているようだ。回転もリクライニングもせず、荷物収納スペースを作る都合上4人向かい合わせだったので評判はよくなかったがあの絶妙なシートに国内で乗れないのはいささか残念。
他方、「ラピート」は建築的デザイン手法を大きく取り入れたこと、鉄道車両としては異例とも言えるレトロモダン調の外観で話題になった。
就航当初、特別車「スーパーシート」ではウエルカムドリンクのサービスなどがあり、1時間に満たない乗車ではもったいない感じがしたものだ。
樹脂の質感を逆手にとった木目調インテリアや凝った照明、多分日本の鉄道では初のサウンド演出など、サービスが簡素化された今も「走る空港ラウンジ」ぶりは健在だ。ただし、後日久々に利用したらシートクッションがやけにガチガチで閉口した。歳取ったなぁ(苦笑)
閑話休題。
正直言ってさほど悪い印象もない代わりに感銘も受けない、というのが「ミュースカイ」のファーストインプレッションっつーこって。
ただ、気になった点がいくつか。
まず、シート自体幅は広いものの足元の空間とのバランスがいまいち。このシートピッチならもう少し狭くてもいいのでは?
ふたつめ。
乗車時間が短いのはわかるが、クッション硬い。
名鉄に限らず昨今の車両の座席のほとんどが「ゴム板の上に座っているような」妙なソリッド感がある。体のホールド感は正直言って悪い。木の板ぐらい硬ければ覚悟のしようもあるが、半端に体が沈むので疲れることおびただしい。座席の幅が半端に広いので体が落ち着かず、乗車時間が長く感じる。
最後に、車内アナウンスのチャイムと空港到着前に流れるBGMがまったくマッチしておらず、かなり気色悪かった。
これだけは改善してよ名鉄さん。
で、空港についてとんぼ返りのつもりが…気がつけば展望デッキに。
人出は多いが、人大杉状態なのは風呂と食い物屋ぐらいのようで…デッキも結構な人手でしたがまだ写真を取れる余裕がありました。
ここで、背後からこんな声が。
「おい、あそこに停まってるの中国の飛行機だよな?(中国南方航空のB767が停まってました)」
「ああ、愛国無罪だからなにやってもいい国の(いやはやまったくそのとおり!)」
「俺らも棒でも持って「愛国無罪ー!」って叫びながら飛行機ドツいたろか?(実行はお勧めしないが気持ちはわかる)」
今回の一件で自分もはらわた煮えくり返ってるので(わが政府、もとい内閣のボンクラぶりがさらに油を注ぐが)気持ちはわかる。
だけどドツかないでね(笑)
続きは別口で…
が、近鉄侮りがたし。
駅からの距離が遠くて車でないと接近が難しいところが多く、時間的余裕がぜんぜん足りないことに気付く。俺マヌケ過ぎ。
仕方がないので予定を大幅に早めて名古屋へ向かう。
が、気がついたらなぜか名鉄の連絡改札を抜け、手元には中部国際空港までのミューチケット(特急・快特特別車チケット:要するに座席指定券)が。
あまりのできのよさに後ろからエージェントスミスに肩でもつかまれるかと疑ったがそれは大丈夫っぽい。
で、中部国際空港連絡特急「ミュースカイ」の人となったのだが、どうもこの車、車体のデザインがどこかの空港特急に似てるような…赤く塗ったらN’Eっくすうわ何をするやめ(ry
車内も雰囲気は悪くないのだが座席に押されて通路がいささか狭い。荷物置き場も「N’EX(JR東日本・成田エクスプレス)」や「ラピート(南海・関空連絡特急)」に比べて少ない。
デザイン的に力を入れているみたいなのはよくわかるのだが、コンセプトがいまいちきちんと形になっていない印象を受けてしまった。
上記2つの空港特急は、一流デザイナーや建築家が文字通り腕によりをかけてプロデュースした車両であり、試乗時にすさまじいインパクトを受けた。
「成田エクスプレス」は普通車のみの試乗だったが、ファン向け専門誌ではあまり評判がよくなかったフランス製シートの座り心地のよさに驚いた。車体に比べて天地の狭い窓は当初カーテンの類がなく夏の晴れ間はちと辛そうな感じではあったが…デザイン自体は良くも悪くも「サイバーパンク的」だが個人的にはソリッド感が感じられて今もお気に入りの車だ。
ただ、普通車のシートは結局ほかの特急とほぼ同じ仕様の物に換装されているようだ。回転もリクライニングもせず、荷物収納スペースを作る都合上4人向かい合わせだったので評判はよくなかったがあの絶妙なシートに国内で乗れないのはいささか残念。
他方、「ラピート」は建築的デザイン手法を大きく取り入れたこと、鉄道車両としては異例とも言えるレトロモダン調の外観で話題になった。
就航当初、特別車「スーパーシート」ではウエルカムドリンクのサービスなどがあり、1時間に満たない乗車ではもったいない感じがしたものだ。
樹脂の質感を逆手にとった木目調インテリアや凝った照明、多分日本の鉄道では初のサウンド演出など、サービスが簡素化された今も「走る空港ラウンジ」ぶりは健在だ。ただし、後日久々に利用したらシートクッションがやけにガチガチで閉口した。歳取ったなぁ(苦笑)
閑話休題。
正直言ってさほど悪い印象もない代わりに感銘も受けない、というのが「ミュースカイ」のファーストインプレッションっつーこって。
ただ、気になった点がいくつか。
まず、シート自体幅は広いものの足元の空間とのバランスがいまいち。このシートピッチならもう少し狭くてもいいのでは?
ふたつめ。
乗車時間が短いのはわかるが、クッション硬い。
名鉄に限らず昨今の車両の座席のほとんどが「ゴム板の上に座っているような」妙なソリッド感がある。体のホールド感は正直言って悪い。木の板ぐらい硬ければ覚悟のしようもあるが、半端に体が沈むので疲れることおびただしい。座席の幅が半端に広いので体が落ち着かず、乗車時間が長く感じる。
最後に、車内アナウンスのチャイムと空港到着前に流れるBGMがまったくマッチしておらず、かなり気色悪かった。
これだけは改善してよ名鉄さん。
で、空港についてとんぼ返りのつもりが…気がつけば展望デッキに。
人出は多いが、人大杉状態なのは風呂と食い物屋ぐらいのようで…デッキも結構な人手でしたがまだ写真を取れる余裕がありました。
ここで、背後からこんな声が。
「おい、あそこに停まってるの中国の飛行機だよな?(中国南方航空のB767が停まってました)」
「ああ、愛国無罪だからなにやってもいい国の(いやはやまったくそのとおり!)」
「俺らも棒でも持って「愛国無罪ー!」って叫びながら飛行機ドツいたろか?(実行はお勧めしないが気持ちはわかる)」
今回の一件で自分もはらわた煮えくり返ってるので(わが政府、もとい内閣のボンクラぶりがさらに油を注ぐが)気持ちはわかる。
だけどドツかないでね(笑)
続きは別口で…
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