なるものに手を染めてみる。

ネット上で同窓会が結成可能というアレである。
サービス開始時に目をつけたまま長〜〜〜い間忘却の彼方へ飛んでいっていたが、友人のひょんな発言から彗星のような軌道を描いて戻ってきたってわけで(激爆)

おもしろいようなそうでないような。
とりあえず長期間消息不明な人々はある程度見つかりました。
今後どうなるかは知りませんが。
CD-ROM ソースネクスト 2004/01/30 ¥1,980

とうとうというか、ソースネクスト社のアンケートに希望を書いた矢先の登場で驚いた。
同社初の本格的なフォトレタッチソフトである。
大元になっているのはかつての「アイフォー HYPERKID」である。パッケージにもその旨明記されている。

ドライブにディスクを入れるだけの自動インストール、のはずが私の環境ではエラーが出てうまくいかず手動インストールとなった。
自作機にインストールする際は注意が必要かもしれない。

実は2年程前までHYPERKIDを常用しており、操作についてはほぼ勝手知ったるなんとかである。早速起動してみよう。

Pentium3時代にはメモリ周りにやたら負荷のかかるソフトであったが、ハード面の進歩もあるのだろうが処理待ちさせられることはほとんどない。処理エンジンもそれなりに改良されているのだろう。
HYPERKID時代からの売りであった16ビットファイル完全対応も健在。PhotoShopではCSからようやく追加された機能である。

ただ、苦言を呈したいのがPSD(Adobe PhotoShopファイル)の互換性の低さだ。
HYPERKID時代からPhotoShop6.0以上のPSDファイルの読み込みがほとんどできないのだが、案の定同じ現象が確認できた。Elements2.0で作成・保存したPSDファイルも同様である。
同じルーツを持つ「i4 Graphicペイント」ではこの現象はかなり収まっていると思われる−少なくともホームページNinja2003に組み込まれたモジュールは相当改善されている。
製品の箱にも対応ファイルとして謳ってある以上、早急にアップデートして欲しい点である。

ユーザーインターフェイスはPhotoShopとPaintShopProを足して2で割ったような感じだ。
基本的な操作に関してはそこそこわかりやすく、あえて重箱の隅をつつくとすればレイヤー操作が多少煩雑かもしれないが、特段問題を感じる要素はない。
ただ、文字に関する処理は実体とパスがいきなり分離するので初心者にはとっつきにくいと思うのだが。

逆に、ツールボックスやフィルタブラウザのウインドウがマウスオフで隠れるギミックがあり、決して広大とはいえないモニタ画面を有効に使うことができる。もともとツールボックスが大きくならざるを得ないインターフェイスデザインなのでこの機能は助かる。

ペイント機能もかなり強力で、どちらかというとこちらの機能のほうがメインなのかもしれない。ブラシの数もそこそこありちょっとしたお絵かきには事欠かない。
ただしフォトレタッチ中心の私の使い方では少々宝の持ち腐れだが。

基本的な機能は一通り搭載しており、新たな販売価格でコストパフォーマンスは大幅に向上した。
改善を求めたい面もあるが今後に期待ということにしておこう。

初心者から上級者まで広くお勧めできる内容である。

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