60回目のこの日に思うこと。
2005年8月15日最近の近隣諸国の動向と日本のだらしなさについての憤りも込めて。
ここでカミングアウトしておきますが、私の祖父は両方ともB・C級戦犯です。
あの、国際法上きわめて違法性の高い東京裁判で断罪された。
一方の祖父は開戦時退役していたにもかかわらず、近衛部隊士官というだけで身柄を拘束され、無期刑を求刑されました。
幸か不幸か、その後のGHQ指令でB・C級戦犯は無罪となり(もっともその根拠自体不明瞭ですが)、1年ほど投獄されただけで済んだようです。
もう一方の祖父は満州国政府機関職員だったことを理由にソ連軍に拘束され、シベリアに抑留されました。こちらは裁判すらないというとんでもないものでした。
他国の勧告でしぶしぶ帰還を開始するまでの数年間、ジュネーブ条約違反行為の代表格である強制労働に従事していたそうです(もっとも日本軍もあまり人のことは言えないのですが、民間人まで徴用したのはソ連ぐらいでしょう)。
こういう「無実の戦犯」が多くいることを知っている日本人は、おそらく非常に少ないのでしょうね。
何も中韓の言い分がわからないわけではありません。
植民地にされた恨みというのは非常に長く尾を引くものです。ましてや相手が敗戦国であれば。
が、ですよ。
国家間どうしではすでに一度決着がついている話を政府レベルで何度も蒸し返すのはどうかと(個人や団体が補償を求める気持ちはわかりますが)。
言いたいことがあれば国連を介して提訴すべきではないかとも思うのですが、それもしない。不透明なところで不透明な決着を強要して自国のプライドを保ちたいだけなのと違うかと、そう勘繰られても仕方がないでしょう。
インドネシアやタイを見て欲しいものです。
あれだけ自国内を戦場にされて荒らされておきながら「補償はすでに終了している」という見解を崩していません。
その不透明な決着にやすやすと応じてしまう現在の日本政府も日本政府です。
それが今後の外交に大きな影響を与えることは必至なのに、その場限りの人気伺いで簡単に頭を下げる。
相手にしてみれば「じゃあもっと頭を抑えて、自国の立場を強化して日本の発言力を殺いでしまえ」と言うことになってくるでしょう。
これで成功したのが人民中国です。
自分のところの問題に触れると「内政干渉」を声高に叫ぶくせに、日本に対しては思い切り内政干渉してるんですよ。韓国も人のことは言えませんね。
たしかに、太平洋戦争の発端はアジア圏の覇権を日本が握ろうとしたことも理由として挙げられます。
しかし、戦争というのは「究極の外交交渉」でもあるのです。
日本は当事、アメリカに屈服して属国として組み入れられるか、独立を保つために一戦交えるかの瀬戸際にあったから開戦したのです。まあ、中国市場の貿易戦争が本物の戦争につながったという見方も出来ますが。
最終的に日本は負けましたが、究極の交渉の結果、武装解除とアメリカ陣営への参加を条件になんとか独立を許されたわけです。
誤解の無いよういっておきますが、私自身、あの戦争を賛美するつもりは毛頭ありません。
昨今の政府首脳の発言や提出法案の一部に、時期尚早過ぎると危機感すら抱いています。
しかし。
現在の中国人民政府・韓国政府の態度には到底納得できません。
特に人民中国政府に警告しておきたい。
現在の貴国の施策は、まるで1930年代のわが国の暴走振りを見るようだ、と。
現在の施策が引き継がれるならば、貴国に明るい未来は期待しえない、と。
覇権主義・拡張主義の先にあるものは滅亡であると隣国が証明しているのに、なぜ同じ路線を歩もうとするのか。
今ならまだ引き返せるはずです。
最後に、母国防衛のためと出征し、戦死、あるいは戦闘に巻き込まれて死亡された多くの日本人に対し、また巻き込まれて運命をともにした周辺諸国の人々に対し。
敬意と謝意を込めて、合掌。
ここでカミングアウトしておきますが、私の祖父は両方ともB・C級戦犯です。
あの、国際法上きわめて違法性の高い東京裁判で断罪された。
一方の祖父は開戦時退役していたにもかかわらず、近衛部隊士官というだけで身柄を拘束され、無期刑を求刑されました。
幸か不幸か、その後のGHQ指令でB・C級戦犯は無罪となり(もっともその根拠自体不明瞭ですが)、1年ほど投獄されただけで済んだようです。
もう一方の祖父は満州国政府機関職員だったことを理由にソ連軍に拘束され、シベリアに抑留されました。こちらは裁判すらないというとんでもないものでした。
他国の勧告でしぶしぶ帰還を開始するまでの数年間、ジュネーブ条約違反行為の代表格である強制労働に従事していたそうです(もっとも日本軍もあまり人のことは言えないのですが、民間人まで徴用したのはソ連ぐらいでしょう)。
こういう「無実の戦犯」が多くいることを知っている日本人は、おそらく非常に少ないのでしょうね。
何も中韓の言い分がわからないわけではありません。
植民地にされた恨みというのは非常に長く尾を引くものです。ましてや相手が敗戦国であれば。
が、ですよ。
国家間どうしではすでに一度決着がついている話を政府レベルで何度も蒸し返すのはどうかと(個人や団体が補償を求める気持ちはわかりますが)。
言いたいことがあれば国連を介して提訴すべきではないかとも思うのですが、それもしない。不透明なところで不透明な決着を強要して自国のプライドを保ちたいだけなのと違うかと、そう勘繰られても仕方がないでしょう。
インドネシアやタイを見て欲しいものです。
あれだけ自国内を戦場にされて荒らされておきながら「補償はすでに終了している」という見解を崩していません。
その不透明な決着にやすやすと応じてしまう現在の日本政府も日本政府です。
それが今後の外交に大きな影響を与えることは必至なのに、その場限りの人気伺いで簡単に頭を下げる。
相手にしてみれば「じゃあもっと頭を抑えて、自国の立場を強化して日本の発言力を殺いでしまえ」と言うことになってくるでしょう。
これで成功したのが人民中国です。
自分のところの問題に触れると「内政干渉」を声高に叫ぶくせに、日本に対しては思い切り内政干渉してるんですよ。韓国も人のことは言えませんね。
たしかに、太平洋戦争の発端はアジア圏の覇権を日本が握ろうとしたことも理由として挙げられます。
しかし、戦争というのは「究極の外交交渉」でもあるのです。
日本は当事、アメリカに屈服して属国として組み入れられるか、独立を保つために一戦交えるかの瀬戸際にあったから開戦したのです。まあ、中国市場の貿易戦争が本物の戦争につながったという見方も出来ますが。
最終的に日本は負けましたが、究極の交渉の結果、武装解除とアメリカ陣営への参加を条件になんとか独立を許されたわけです。
誤解の無いよういっておきますが、私自身、あの戦争を賛美するつもりは毛頭ありません。
昨今の政府首脳の発言や提出法案の一部に、時期尚早過ぎると危機感すら抱いています。
しかし。
現在の中国人民政府・韓国政府の態度には到底納得できません。
特に人民中国政府に警告しておきたい。
現在の貴国の施策は、まるで1930年代のわが国の暴走振りを見るようだ、と。
現在の施策が引き継がれるならば、貴国に明るい未来は期待しえない、と。
覇権主義・拡張主義の先にあるものは滅亡であると隣国が証明しているのに、なぜ同じ路線を歩もうとするのか。
今ならまだ引き返せるはずです。
最後に、母国防衛のためと出征し、戦死、あるいは戦闘に巻き込まれて死亡された多くの日本人に対し、また巻き込まれて運命をともにした周辺諸国の人々に対し。
敬意と謝意を込めて、合掌。
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